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出雲(出雲大津町)芸妓置屋が4軒あった明治末・大正初年当時

JR出雲市駅から一畑電車北松江線の大津町駅で下車した東側が、出雲大津町の町通りです。明治末・大正初年当時、出雲大津町の商工業は急速に発達しました。当時の町通りには、菓子屋、うどん屋、魚屋、干物屋、呉服屋などが建ち並び、顧客は農村からも来ました。芸妓の置屋は4軒もあり、この数は今市(出雲市の中心街)よりも多く、芸妓の数は大正12年に42名でした。*1

江角検番と思われる建物(江角小路脇)。*2

検番らしい建物です。

光明寺の近く。柿田検番があったあたり。*2

参考文献

*1
大津町史(続編)刊行編纂委員会出雲市大津町史P.872,「明治・大正の町通りの家並図」大津町史刊行委員会1993
明治・大正の交の町通り
森福検番、中央検番、江角検番、柿田検番、の記載あり。
商店の発達
P.872-P.873 明治以来、大津の商工業は急速に発達した。古老に尋ね、各戸の生業状況を復元してみた。

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