羽原清雅: 「門司港」発展と栄光の軌跡 (書肆侃侃房,2011)夢を追った人・街・港

P.48-P.49
いまの三宜楼の建物からごく近くに錦町公民館があるが、ここはかつて二葉券番があったどころだ。この二葉券番は、1937(昭和12)年に、錦町、仲町、馬場などの券番が合併して開設されたという(角川日本地名大辞典・福岡県編)。 (さらに…)

P.43-P.50
1906年(明治39年)6月16日付の門司新報の紙面に「三宜楼」(さんきろう)の記事。
「門司郷土叢書 楠村志」(第109巻)を見ると、「門司最初の料亭」としてあげられているのは、清滝の海に面した「速門楼」と山に向かう「不老園」である。1893年(明治26)10月17日の開店、とある。門司は繁盛しはじめており、十か月後には、日清戦争が始まるころだった。 (さらに…)