小野善也: 郷土十勝 通巻第13号 廓ばなしあれこれ (帯広市教育委員会,1978)木賊原遊廓について

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木賊原遊廓は、いまの西5条から西7条にかけての北4丁目にあった。
当時の位置関係は次のようになっていた。北3丁目線に面して東から西に大正楼、一心楼、日の出楼、と並び、その北側にそば屋と池田の借家が並んでいた。その北側小路を挟んで貸座敷許可がおりたあと建てられた女郎診察院があり、新盛楼、笹島本店、いろは楼、開盛楼と東から西に並んでいた。さらに西6条通りを挟んで日の出楼があった。紀の川楼から伏古川を境にして、西側に、新盛楼、株式会社十勝楼が並んでいた。伏古川には十勝楼と新盛楼に通う二つの木橋が架けられていた。
さらに西6条北3丁目の遊園地になっているところは駆梅院のあとである。女郎診察院のあとに建てられたもので、その後帯広保健所寮になっていたが、いまはない。
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木賊原遊廓の見取り図