生沼芳弘相撲社会の研究不昧堂出版1994.2
系譜と一門関係

P.162
江戸時代から名門を誇っていた伊勢ノ海部屋は、九代目の昭和初期に崩壊し、十代目が一門の春日山部屋と錦島部屋によって育てられた。伊勢ノ海部屋の系譜は辛うじて保たれたが、伊勢の一門は崩壊した。そして伊勢ノ海部屋は、第二次大戦後に台頭する双葉山の興した時津風一門に所属するようになった。
P.163
伊勢ノ海部屋の所在地は、五代目の文政10年(1827)から判明している。五代目の伊勢ノ海部屋は向両国、七代目、八代目、九代目は、本庄元町、十代目が墨田区東両国、11代目が江戸川区春江町である。

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両国(伊勢ノ海部屋跡地)両国4丁目24附近。電柱番号札。