門前通りの東側。

モダンなデザインの建物があります。

入口のドアに「サ」「ウ」「ナ」の3文字。

2階部分の窓。洒落たデザインです。

門前通りの東側。
モダンなデザインの建物があります。
入口のドアに「サ」「ウ」「ナ」の3文字。
2階部分の窓。洒落たデザインです。
北海道北見市美芳町7丁目にある銭湯の美好湯。サウナの看板が印象的です。
北国らしいビル銭湯です。
入口には、牛乳石鹸の暖簾。
銭湯の煙突。
江別市の歓楽街(5条5・6丁目)のはまなす温泉。
現在は、休業中のようです。
サウナ&ラドン。効能が多い温泉です。
油田型の煙突。
延岡市桜小路の住宅街の商店。
商店に銭湯が併設されています。
現在は、休業中のようです。
「亀井湯」の看板。
延岡市本町1丁目の銭湯の「喜楽湯」。
水色の板壁が美しい木造銭湯です。
本日は、残念ながら定休日でした。
窓枠も水色に統一されています。
門前仲町駅の南側。巴橋から、銭湯の建物が見えます。
重厚な建物。
銭湯の入口。
裏側にも通りがあります。こちらからだと、立派な煙突が見えます。
高松市城東町の吉野湯。
歩道にせり出した吉野湯の看板がいい雰囲気です。
大きめでカラフルな暖簾。「男」「女」と大きく書かれています。
コインランドリーが併設されています。
東急東横線の綱島駅と大倉山駅の中間あたり。大曽根商店街沿いに銭湯の大平館があります。
一見、普通の商業ビルですが、路地の奥に銭湯の入口があります。
風情のある玄関付近。
煙突には、「ラジウム温泉」と書かれています。
新飯塚駅西側のバスセンター前の大通りを西へ進むと、細い路地が斜めに交差する場所に行き当たります。
路地を下ったところに、銭湯のだるま湯があります。
大きな暖簾。
脱衣場のロッカーは木製です。扉には、漢字で番号が書かれています。
川口西公園の北側にある仲一商店街。緩やかにカーブえ描く商店街の先に、銭湯の喜楽湯の建物が見えてきます。
入口付近は綺麗にリニューアルされています。
油田型の煙突。
近くには、仲一商店街のレトロな看板がありますが、現在は商店街と言えるような賑わいはありません。
裏門通りから、一本路地を入ったところ。おでん屋の奥に銭湯があります。
公衆浴場の稲荷湯。立派な建物です。
銭湯の入口。
玄関脇には、銭湯に功労のあった方の銅像があります。
飛田新地の北側は、風情のある住宅地です。
住宅街の狭い路地に、銭湯の日ノ出温泉があります。
大きな煙突。
「日之出温泉」の名前の通り、朝6時から営業です。
桜湯は、丸太町橋の近くにあるレトロな銭湯です。
大正末以降に全盛となる派手な銭湯建築の様式(唐破風や格天井)とは異なり、大正8年に建てられた桜湯の建物は貴重なものです。*1
入口には大きな暖簾。
脱衣場のロッカーと柳行李。かなり使いこまれた感じです。*1
【参考文献】
*1 林宏樹:京都極楽銭湯案内(淡交社,2004)P.46-P.47
村之湯温泉の歴史は古く、文久三年に創設されました(案内板より)。
浴槽は、縦に二つ並んでいます。
棚や鏡など、ありとあらゆるものがこの温泉の歴史の古さを感じさせます。
浴槽ニタオルヲツケヌ様イタシマセウ。
浴場ヲ綺麗ニ致シマセウ。
指宿市大牟礼の閑静な住宅街。
住宅街のど真ん中に、銭湯の村之湯温泉があります。
木造の浴場の建物は、風情があります。
浴場の隣にある温泉源。
天文館近くの大通り(千石馬場通り)。
切妻の1階建ての霧島温泉があります。妻の部分には、木の湯号がはめこまれていて、屋根付きの湯気抜きなど、銭湯らしい落ち着いた雰囲気を残しています。*1
夜になると、切妻部分に燈が灯り、幻想的な雰囲気です。
創業は大正時代。昭和62年に内部を大改装し、現在に至っています。*1
【参考文献】
*1 鹿児島銭湯めぐり かごしま倶楽部第2巻(ハビタ,2000)P.40
丸山の入口を山ノ口とよぶのに対し、丸山の上手を山頭といいます。*1
山頭には、山頭温泉という銭湯があって、丸山が盛んな頃、山頭温泉の利用者は丸山の芸者衆や女性たちが中心で、寄合町の社交場でもありました。*1
かつて遊郭があった界隈に建つ銭湯です。
玄関のアール状のひさし。
【参考文献】
*1 長崎文献社:長崎丸山に花街風流うたかたの夢を追う(長崎文献社,2007)P.25
櫻湯の脱衣場。
木製のロッカーには、柳行李(やなぎごうり)の脱衣籠がずらりと並びます。これは、伝統的な京都式です。*1
女将さんと話をしているうちに、女湯を特別に見せて頂けることになりました。姿見(大きな鏡)は男湯には無く、女湯だけにあります。
風呂場の入口のステンドグラス。
【参考文献】
*1 FASTNER(2013.8)P.34 激渋銭湯を訪ねて
福知山市街のはずれ(音無瀬橋近く、福知山市西長)に渋い外観の銭湯があります。
外観は洋風のデザイン。女将さんの話によると、明治時代に建てられたそうです。
医院のような入口。
夜の雰囲気は格別です。
綾部市新宮町にある銭湯の松本湯。
暖簾が美しい入口です。
特徴的なのは、建物の左側の角のPOLA化粧品。銭湯に化粧品の店舗が併設されていたのでしょうか。
建物の裏側。
巣鴨駅近くにある銭湯のおとめ湯。
1954年に創業し、中庭のある銭湯として親しまれながら、今年6月に60年の歴史に幕を下ろしました。*1
正面入り口の唐破風・蒔絵は、当時の銭湯経営者が華やかさを競った名残です。*1
内部の様子(9月1日の見学会にて撮影)。
洗い場からは、中庭を鑑賞することができます。
【参考文献】
*1 東京新聞 2013年8月18日
麻布十番の古川の東側に広がる住宅街の路地の突当りに銭湯の小山湯があります。
小山湯は、大正十年建築の都内で一番古い銭湯でしたが、平成18年に廃業しました。屋号の小山湯は、かつてこの地が三田小山町と呼ばれていたからと推察されます。*1
入口が独立して付属している構造は、他にあまり類を見ない様式です。*1
2階部分の装飾が見事です。花街の建築を見ているようです。
東京に宮造り銭湯が登場したのは、大正12年の関東大震災の復興期なので、小山湯は、それ以前の建築様式で建てられました。*1
銭湯脇の石段を登ると、煙突が見える場所に出ます。
【参考文献】
*1 町田忍:銭湯遺産(戎光祥出版,2008)P.53
余市橋を渡ると、「宇宙の湯、余市川温泉」と書かれたビルが見えます。
銭湯の余市川温泉。キャッチフレーズは、「宇宙飛行士毛利衛氏が生まれた温泉」です。
建物の屋上には、今にも飛び立ちそうなスペースシャトルのモニュメントが取り付けられています。胴体部分の側面には、アルファベットの「YoichigawaOnsen」と温泉マーク、水平尾翼には日の丸が描かれています。
2階は食堂になっています。ビールとチキンかつ定食(600円)を注文しました。テレビを見ながらのんびりと過ごせます。
岩内市街、ショッピングプラザ・ヤダのある通りに、銭湯の小松湯があります。
建物は新しく、最近改装したように思われる銭湯ですが、現在は休業中のようです。
奥行きのある建物です。
北海道の木造建築をイメージしたデザイン。
飛田新地の北側、山王の住宅街。
銭湯の和幸浴場があります。
露天風呂の他、たくさんの種類の風呂があって、のんびりできます。
浴場の中には、次にように書かれた貼り紙が多数貼られています。
「他人の体に触れたり必要以上に近くに座ったり、何度も異常に接近したり、目にして不快な行為をしたり、このような行為をした方は今後入浴をお断りし、警察に通報致します。」
銭湯は、朝から営業しています。
大坂環状線の東側、城東区鴫野(しぎの)西2丁目は、巨大マンションが建ち並ぶ住宅地ですが、1本路地を入ったところに、「ゆ」の看板を見つけました。
銭湯の鴫野湯。
和風の建築ですが、デザインはモダンです。
ロケットのような煙突。少し斜めに建っています。
板橋の仲宿通りに、銭湯の花の湯があります。唐破風が前面に押し出されているので、すぐに見つけることができます。
唐破風の右側が入口になっています。
花の湯の煙突。
待合室には、布袋様?の石像と燈籠があります。
広小路の商店街の南側、新羅神社の隣に銭湯の多治見温泉(現在は廃業)の建物があります。
風格のある多治見温泉の看板。
建物を後ろ側から見ると、銭湯らしい造りになっていることが解ります。
建物脇の煉瓦。
広小路の商店街の東側に、銭湯跡の建物があります。
入口が2か所あるので、銭湯の建物だったことが解ります。女湯は「御婦」、男湯は「御殿」と書かれています。
銭湯脇の路地。
銭湯脇の路地に、物置がありました。
別府市元町の繁華街「梅園通り」に梅園温泉の入口があります。繁華街のど真ん中という独特な立地の路地裏温泉です。
人ひとりがやっと通れるほどの狭い路地を進みます。
スナックのママさんがはいるため、夜0時まであいています。(案内看板より)
脱衣所と円型の浴槽が隣合わせになっていて、浴槽の隅には湯槽があって源泉がボコボコと音を立てて出ています。浴槽のお湯は熱めですので、体が温まります。
あずま通りの中ほどに、銭湯の日の出浴場があります。
こじんまりとした暖簾が郷愁を誘います。
玄関部分には、宝船のタイル絵があります。
裏側から見た銭湯の建物の全景。
神楽坂の見番通りに面した駐車場の奥に銭湯の煙突が見えます。
路地の階段を下っていくと、銭湯の熱海湯があります。
緑に囲まれた玄関。
堂々とした木造建築です。
国道から路地を少し入ったところにある銭湯があります。
現在は休業中のようです。
友栄湯。旧町名の友栄町にちなんだ名前だと思われます。
銭湯の裏側は、長屋が連なる路地になっています。
旧国鉄高砂線の線路跡沿いを行くと銭湯の梅ヶ枝湯があります。モルタル造りの銭湯です。
建物の裏側は圧巻です。木造建築でありながら、煙突は重厚なレンガ造りで、増改築を繰り返した結果、3階建ての建物になっています。
夜になると、大きな暖簾が出ます。
木製のロッカー。
近鉄百貨店(現在のヨドバシカメラ)の東側は、いわゆる「近鉄裏」と呼ばれるピンク街でした。
現在、近鉄裏のピンク街があった場所のほとんどは空地となり、銭湯の「よろづ湯」だけがぽつんと1軒営業中です。
昭和の雰囲気を今に伝える銭湯です。
高いビルに囲まれた銭湯の煙突。
古い町並みが残る音戸町鰯浜。
レトロな銭湯があります。
「桜湯」と書かれた京行燈。
建物の下部は、煉瓦造りです。
保存地区に指定されている東新町の町並み。
古い銭湯の建物が残っています。
壁面に「福寿湯」と書かれています。
銭湯の脇の小路。
網走市街の南四条。銭湯の一ノ湯があります。
昭和3年の「網走市街明細図」*1 にも記載されている銭湯です。
立派なビル型の銭湯ですが、現在は休業中です。
入口は、男湯と女湯で分かれています。
コンクリート製の四角い煙突。
【参考文献】
*1 昭和3年(1928)発行の『網走市街明細図』(復刻版)
上市町の遊廓跡地の近くに大衆浴場だったと思われる建物があります。
大きな文字で「山の湯」と書かれています。
銭湯らしい痕跡は残っていません。
現在は廃屋になっています。
山鹿温泉には、家族温泉と呼ばれる公衆浴場があります。
スナックなどでよく見かける「再会」という屋号の家族温泉です。
銭湯とは異なり、男湯、女湯の区別はありません。その代りすべて個室になっていて、料金は二人で500円が基本。まるでモーテルのような造りです。
個室の中はシンプルです。脱衣場と源泉かけ流し温泉の風呂場があるのみです。
高岡市街の川原町。
「唐破風」と「千鳥破風」が入り組んだ荘厳な装飾。寺院建築と見間違うかのような古代風の造りです。
懸魚(げぎょ)も大きく立派です。
現在は、休業している模様です。
墨俣町本町の商店街に古い銭湯の建物が残っています。
めずらしい洋風建築の銭湯です。建物は、大垣市景観遺産に指定されています。
まるで赤線建物を思わせるカラフルなタイル建築です。
正面玄関に描かれた美しいタイル絵。
市内を流れる宮川に架かる中橋。擬宝珠や欄干をそなえる美しい橋です。
川沿いに、銭湯の中橋湯があります。
特徴のある煙突。
お湯は熱すぎず、ゆっくりできます。
末広町の二番街に、銭湯の桃の湯があります。
木造建築の銭湯です。
鮮やかな緑色の暖簾。
外観と同じように内部もレトロ感たっぷりです。
市役所の近くに、川越市に唯一残る銭湯の旭湯があります。
道路沿いに面したレトロ銭湯です。お客が多くかなり繁昌している模様です。
人力車がデザインされた暖簾。
銭湯脇は駐輪場スペースになっています。
千束通り商店街から東側に入ったところに銭湯の曙湯があります。
なだらかな曲線の唐破風(からはふ)屋根と懸魚(けぎょ)と呼ばれる彫刻。
銭湯の後ろ側へ回ると煙突が見えます。
美しい漆喰塗りの塀。料亭のような佇まいです。
ペリーロードの東端から路地を入ったところに、銭湯の昭和湯があります。
ビル型の銭湯ですが、「昭和湯」のロゴ、温泉マーク、などレトロ感があります。
鮮やかな紺色の暖簾。
昭和湯の看板。
国道293号線沿い。
銭湯の末広湯があります。
入口には、趣のある手書きの看板。
材木置き場。
土崎港近くの県道56号線沿い。
銭湯の「塩乃湯」があります。現在は休業しているようですが、貴重な西洋風の近代建築です。
奥行のある建物です。
銭湯でありながら、見事な看板建築の建物です。
古仁屋の町の中心部にある銭湯。四角い形のビル銭湯です
入口には「嶽の湯」と書かれています。牛乳などの飲み物の保冷庫が見えます。
暖簾にも「嶽の湯」。「嶽」という字は「岳」の旧字です。
木曽の御嶽山などは、この「嶽」が使われることがあります。
脱衣場には木製のロッカー。
緩やかなカーブを描いて、古い町並みが続いています。。
昭和10年の日比町住宅明細図にも記載されている銭湯の八千代湯の建物が現在も残っています。
モダンな造りの銭湯です。
女湯の掲示が見られることから、この建物が銭湯であったことが解ります。
宮川町の南の山城町に、銭湯の大黒湯があります。
入口は、2つ。男湯と女湯、それぞれ暖簾がかかるのだと思います。
銭湯の右側は、廊地(ロージ)になっています。
温泉マークのネオン管。
梅田四丁目にある銭湯の明美湯。大きな建物です。
入口には、「人工温泉」の看板。
「明美」というと、スナックの店名かママさんの名前を連想してしまいます。ロケットのような形の煙突。
牛乳石鹸の暖簾。
環状7号線から、1本路地を入ったところに、銭湯の「たぐち湯」の建物があります。
堂々とした外観です。
表へ回ってみますが、何か様子が変です。銭湯は廃業してお寺に換わっていました。
もともと銭湯の建物は、お寺とみまごうばかりの重厚な「宮造り」の建築様式を取り入れた建物が多い*1 ので、銭湯の建物がお寺の建物として再利用されるというのは納得のいく話です。
【参考文献】
*1 町田忍:銭湯の謎(扶桑社,2001)P.58
鼬(いたち)川の東側を流れる奥田用水。この奥田用水の東側に東遊郭(東新地)がありました。
かつては、川幅も広く水量も豊で、架かる橋の名が見返り橋、橋ぎわに柳があって、廓の街としては舞台がすべて揃っていました。*1
奥田用水沿いのこの場所には、数年前まで「ちんまの湯」と呼ばれた銭湯の建物が残っていましたが、現在は駐車場になっています。「ちんまの湯」という変わった名前は、昔、この辺りから馬に乗って帰るときの賃(料金)からきているそうです。*1
花街東新地があった当時、銭湯の人の出入りは大変だったようで、銭湯の奥さんの話によると、昭和33年に売春防止法が施行される前までは夜遅くまで人が歩いていて、灯もきれいで、銭湯も3時頃まで営業し、着物を着たきれいどころもよく来ていたそうです。*1
銭湯の隣には古い美容室の建物があります。
【参考文献】
*1 島原義三郎,中川達:鼬川の記憶(桂書房,2004)P.273-P.274
大阪のシンボル「通天閣」。
この通天閣の股の下に、銭湯の「ラジウム温泉」があります。
この銭湯のウリは、通天閣を見上げる展望を満喫できる露天風呂です。
露天風呂からは、ちょうどこのような角度で通天閣を仰ぎ見ることができます。露天風呂へ向かう入口のドアには、なぜか「ホモ行為一切お断りします」と書かれた貼紙がありました。
札幌駅の北東の北8条通りに、さっぽろふるさと文化百選に選定されている「北海湯」の建物があります。1907年(明治40年)頃から開業した銭湯で、現存する銭湯の建物では札幌市では最も古いものの一つです。現在は貸しスタジオとなっています。
煉瓦造りの建物は当時大変モダンなものでした。
切妻の正面の2階部分にアーチ窓が設けられているのが特徴です。
1階部分にはガラスの装飾が施されていています。
米子市灘町に銭湯の弁天湯があります。
ビル型銭湯ですが、古い町並みによく溶け込んでいます。
鮮やかな暖簾。
シンプルな脱衣所。
倉吉市新町3丁目に銭湯の大社湯があります。
裏側から見ると、四つ角に面した普通の木造家屋ですが、下部に煉瓦が使われています。
ガラス窓に、女湯、男湯の文字。あいにく本日は定休日でした。
「レート白粉」の琺瑯看板。
銭湯の「不動湯」。その名の通り、目黒不動尊の近くにあります。
鬼瓦には「不動」の文字。
堂々とした建物です。
天井が高く、柱も立派です。
反町公園の東隣の二ツ谷町の道路沿い。
銭湯の仲乃湯があります。
重厚さはありませんが、落ち着いた和風の佇まいです。
JR横須賀・東海道線の車窓からも見える煙突。
ジョイフル三ノ輪(三ノ輪橋商店街)に隣接して、銭湯の弁天湯がありあます。
道路に面した大きな看板。
銭湯の入口。午後1時から営業しています。
脱衣場には、立派な庭園があります。
大正時代、新開地と呼ばれた私娼街があった頃、娼婦たちは、午後3時頃になると新開地にある弁天湯へ出かけるのが日課でした。*1
【参考文献】
*1 三木克彦:北奇譚幻の銘酒屋街(三木克彦,2004)P.4
国立市街の南東のはずれに、銭湯のはとの湯があります。建物の前は更地になっているので、道路から建物の全景が見えます。
「サウナ」「コインランドリー」と書かれた看板。上から裸電球で照らされるようになっています。
入口付近。
入口の下駄箱。休業日の前日には、「明日は休業」の札がかかります。
コザ十字路近くのバス停「安慶田(あげだ)」から路地を入ったところに、銭湯の中乃湯があります。中乃湯は、町田忍さんの「銭湯遺産」*1 の中で「全国選りすぐりの銭湯10選」に選ばれた名銭湯です。
入口にフロント形式の番台がありますが、その前にベッチがあって、近所の方と思われるおばさんたちが数名、ベンチに座って楽しそうに会話をしています。その前を通りすぎて入口に入ろうとすると、実はそのおばさんの一人が中乃湯のおかみさんだということが解りました。
中乃湯の創業は昭和35年頃です。沖縄の銭湯のすべてがそうであるように、脱衣場と浴室が同一空間にあるという本土にはない様式です。*1
「銭湯遺産」には、おかみさん自らが白セメントで補修したという真っ白な小判形の湯船の写真が掲載されていて、町田忍さんは、「沖縄の美しい海を表現するアート作品のよう」*1 とたたえていますが、現在はリニューアルされてタイルの湯船になっています。
カゴ類はなく、服は直接棚に入れます。*1
カランは家庭用のものを使用し、Y字形のゴムホースは、常連客の手作りです。*1
【参考文献】
*1 町田忍:銭湯遺産(戎光祥出版,2008)P.38-P.40
岐阜市日ノ本町に銭湯のイトシン湯があります。鉄筋コンクリートの建物です。
1階は駐車場になっていて、この階段を登った2階が銭湯です。肌にやさしい「軟水風呂」です。
浴場入口の看板。
脱衣場は広々としています。
東武線竹ノ塚駅の北東、伊興4丁目に、銭湯の「しのぶ湯」があります。
破風造りの立派な建物です。
入口に、ラドン発生機がど~んと置かれています。
待合室に入ると「見返り美人」がお出迎えです。
京成電鉄の中山駅から中山法華経寺までの参道が続いています。普通の商店街のような雰囲気で風情があります。
参道から東側の路地に、銭湯の国見湯があります。建物は場所柄、お寺のような重厚な建物です。
入口付近。脱衣場、浴場とも普通の銭湯よりはひとまわり広い立派な銭湯です。
建物を側面から見ると、その大きさを実感できます。
下総中山は銭湯密集地域です。駅周辺だけでも、松竹湯、国見湯、桔梗湯、寿湯、滝の湯、栄浴場など6軒あります。
駅近くにある松竹湯。
周囲はビルに囲まれています。
脱衣場はやや狭いですが、大きな鏡があるので広く感じます。サウナは無料です。
千駄ヶ谷の東京能楽堂の南側に銭湯の鶴の湯があります。
玄関付近。黄緑色のタイルがアクセントになっています。
美しい黒板塀が銭湯の東側を囲っています。
おなじみの温泉マーク。国土地理院の地形図の温泉記号で使用されているマークですが、銭湯でも定番です。
温泉マークは本来、地図のうえで、ここに温泉がありますよと示すためのマークですが、戦後、温泉マークが温泉以外の風俗営業施設に利用された時代がありました。温泉マークがくらげを逆さまにしたような形をしていることから「さかさくらげ」という隠語が発生し、「温泉マーク」「さかさくらげ」というと、当時の連れ込み旅館だと認識されていました。*1
【参考文献】
*1 金益見:ラブホテル進化論(文藝春秋,2008)P.10
柴又駅近くのレトロな看板建築の酒屋さん(現在は自販機)の向こうに、煙突が見えます。
銭湯の北野浴場です。
存在感の煙突。
現在は、コインランドリーとして営業中です。
新井薬師近く(上高田二丁目)の住宅街。
銭湯の花園湯があります。
コインランドリーとして営業中です。廃業してしまったのでしょうか。
裏側へ回ってみると、解体された煙突が見えました。
東武東上線朝霞台駅(JR北朝霞駅)近くの三原2丁目の住宅街に、銭湯の「志木浴場」があります。
銭湯では珍しい男女別々の入口。
女湯入口。
脱衣場にはテレビゲームがあって、ゆっくりくつろげます。
木辻遊廓跡に銭湯の扇湯があります。
窓の部分にも「扇湯」と書かれています。
風格のある煙突です。
レトロな雰囲気の玄関。
大峯山の登山口にあたる下市は、かつては吉野郡最大の商都でした。下市市街から洞川方面へ向かう国道309号線を20分ほど歩くと、川沿いに、銭湯の「日の出湯」が見えてきます。
現在の建物は、昭和元年に建てられたもので、玄関周辺のモダンな意匠が目を引きます。*1
残念ながら、この日は臨時休業でした。
日の出湯の前の橋から川辺の町並み。
【参考文献】
*1 松本康治:関西のレトロ銭湯(戎光祥出版,2009)P.88-P.89
西所沢駅近くの金山町にある弘法の湯。
住宅街の中にある銭湯です。
銭湯の裏側にある水門。市街地を流れる東川が流れています。
脱衣場には、洗濯機が3台、乾燥機が2台。
浜島の商店街の奥まったところにある銭湯の松波湯。
まるで妓楼のような建物です。ピンク色に塗られています。
玄関付近。
現在は、休業している模様です。
柏屋旅館の隣に廃業した銭湯の「新玉湯」の建物があります。銭湯ではめずらしく門柱があります。
門柱に取り付けられたプレート。モダンなデザインです。ここでは「新玉湯」ではなく「新珠湯」と書かれているようです。
門柱に取り付けられた照明器具。
建物は和風ですが、随所に洋風の装飾が施されている建物です。
川西町の通りに面して「橘湯」があります。
外観は洋風ですが....。
玄関を入ると年季の入った木製の下駄箱があります。
脱衣場はさらにびっくりです。木製ロッカーも年代ものです。
羽黒神社の石段脇に昭和2年に建てられた銭湯の「みなと湯」があります。かなり目立つレンガ色の洋風の建物です。
入口には賑やかな雰囲気の暖簾。
中に入って、まず目につくのが、脱衣棚の扉に大きな白い文字で書かれた旧漢字の番号です。
浴室のペンキ絵と看板は創業当時の雰囲気そのままです。
【参考文献】
*1 小野敏也:玉島界隈ぶらり散策(日本文教出版,2007)P.124
下町(もとまち)の旧花街近く。銭湯の「たから湯」があります。
入口には、赤い暖簾。
これで「たから湯」と読みます。
外観はビル型の建物ですが、内部は木材がふんだんに使用されています。
十条駅近くにある銭湯の久保の湯。
住宅街にある堂々とした構えの建物です。
特徴的なのは、入口に傘を入れる棚。
ミニ庭園もあって、のんびりできる銭湯です。
目白台(音羽の西側)にある月の湯。この日は「第4回 月の湯古本まつり」の会場として使用されました。
昭和の雰囲気漂う銭湯の内部。
富士山のペンキ絵が見事です。鯉のタイル絵もすばらしいです。
洗い場。
にし茶屋街の南側。北陸鉄道石川線の野町駅前に、銭湯の野町湯があります。
「野町湯」と書かれた大きな看板があります。
看板に導かれて進みますが、どうも入口らしくありません。
裏側へ回ると銭湯の入口らしい雰囲気です。
機械の故障のため、しばらくの間お休みです。
宇出津市街の中心部にある湊湯。レトロな木造の佇まいが目をひきます。
歴史を感じさせる暖簾。その上には、「湊湯」と書かれた木の看板。
暖簾をくぐると、正面には、富士山、松、宝船が描かれたタイルが貼られています。
脱衣場の神棚には、「千客万来」の文字。右上には、10カ条の「入浴者心得事項」の貼紙があります。
遊廓があった常盤町の南隣。
銭湯の「たから湯」があります。
レトロな雰囲気のネオン管。
清潔感あふれる銭湯です。
柏木田には、銭湯がたくさんあります。
妙栄寺の南側にある常盤湯。通りから東に入ったところにあります。
昔ながらの雰囲気が残っている銭湯です。
煙突。
木の温かみのある脱衣場。
人吉市街の中心部。漢字で「鶯温泉」と書かれた看板があります。
広い駐車場の奥に公民館のような建物があります。
建物の入口には、大きな赤い文字で「うぐいす温泉」と平仮名で書かれています。上部には、青地に赤色の温泉マーク。とにかく目立っています。
営業は1日おき。朝8時から12時までです。
レトロ外観の新温泉ですが、脱衣所、浴室はさらにレトロな雰囲気が漂います。商店の名前の入った看板は、まるで博物館の展示物のようです。
脱衣場には、ぶら下がり健康器具と体重計。
年季の入ったマッサージチェア。脱衣所脇のスペースはくつろげるスペースがあります。
シンプルなコンクリート造りの浴槽が2つ。
今回は、人吉(熊本県人吉市)の町並みと風俗を散歩します。
人吉の球磨川沿いには温泉街が広がり、旅館や共同浴場が多数存在します。
その中でも新温泉は、国宝級とも言える歴史を感じさせる木造建築です。
静かな雰囲気の入口付近。
建物全体は大きな窓ガラスに囲まれています。
八代市塩屋町の塩屋八幡宮の近く。
銭湯のちとせ湯があります。
2階部分はかなり老朽化しています。
北西側の別棟。こちらの外観も凄いです。
猟師町の赤レンガの堤防付近から北側を見ると銭湯の入船湯の煙突が見えます。
羽田では海で働くため午後になると漁師たちが集まり汗を流し、銭湯は町の社交場になりました。110年前には営業していたと伝わっていますが、昔は団子湯といい、60年ほど前から入船湯になりました。*1
入口付近。
清潔感のある脱衣所。
【参考文献】
*1 大田区観光協会:大田区観光ガイド(ハーツ&マインズ,2007)P.37
谷町6丁目の通り。
「湯玉小」?。小学校でしょうか。
銭湯の小玉湯の建物でした。1階は駐車場として使われています。
美しいステンドガラス。モダンな建物です。
八潮市役所近くに、銭湯の八潮温泉があります。
入口には、「八汐浴場」と書かれています。
建物の裏側からみると、コンクリート塀のがっしりとした建物であることがわかります。
迫力のある大きな煙突。
神田神保町2丁目に銭湯の梅の湯があります。
都会のビルの谷間にある銭湯です。
マラソンのお客様向けの貼紙。皇居の周辺をマラソンした後、この銭湯を訪れるランナーの方々が、銭湯の需要を支えているようです。
内部は清潔そのもの。「ハイパワージェット」なる泡風呂は名前の通りハイパワーでした。
広島駅からマツダスタジアムへ向かう途中の西蟹屋4丁目に、銭湯の「きよめ湯」があります。
入口の前面はタイルで装飾されています。
営業開始は、午後4時30分からです。
打ち上げロケットのような形をした煙突。
市街にある柳井温泉。レトロな佇まいです。
入口には「ゆ」の看板。
建物の側面には、煉瓦塀があります。
煙突と屋根。
徳山駅から徒歩10分ほどの戎町3丁目に銭湯の文化湯があります。
モルタル造りの建物。
「ゆ」と書かれた大きな看板は、目立ちます。
文化湯のプレート。
駅近くにある銭湯の龍城温泉。 木造の建物で、かなりねんきの入った建物です。
残念ながら、本日はお休みでした。
2階部分。迫力満点です。
側面の煙突部分。下部は煉瓦でてきています。
御殿場市街の北側に、銭湯の玉の湯があります。
町工場のような重厚な煙突です。右側は、銭湯の設備の建物です。
入口はシンプルなデザインです。
脱衣場は、畳のスペースがあって、くつろげます。
小樽市内には、17軒*1 の銭湯があります。
その銭湯群の中でも北側に位置する都湯。長橋十字路近くにあります。
銭湯の建物を横から見ると、独特の形をしていることがわかります。
入口は、鮮やかな水色のタイルで装飾されています。
中央に湯舟が配置されています。湯舟の深さはかなり深いです。(1m近くあったような気がします。)
【参考文献】
*1 ゆっくりじっくり小樽観光ガイドブック(小樽観光協会,2009)