仲宿商店街の一角にひっそりと立つ「縁切榎」。
いつ頃からか、この木の下を嫁入り・婿入りの行列が通ると、必ず不縁になるという迷信が生まれていました。縁切り信仰が絶えなかったのは、この榎の樹皮を削って持ち帰り、離縁したくともできない夫に、密かに煎じて飲ませると、不思議と夫の方から離婚話が持ち出されるという信仰にまで発展したからと言われています。*1
敷地内に設置されている自動販売機で絵馬が販売されています。
絵馬には、個人情報が漏洩しないよう目隠しシールを貼ることができます。
近代では「悪縁は切ってくれるが、良縁は結んでくれる」ものとして礼拝の対象となっています。*2