澤村泰彦 星々のみちびき:大大雄山参道二十八宿灯 平塚市博物館 平塚市博物館平成二十三年度冬期特別展図録

吉原講と大雄山

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参道四丁目の仁王門の前には高さ2mを超える大きな石の道標が参道をはさみ二基建っています左側の台石には「新吉原講」と大きく刻まれており、吉原道了尊参拝の講があり、その人たちが道標を建立したことがわかります。由緒を示す脇の石碑の銘文を要約すると、遊廓吉原が開かれた元和年間に吉原講が結成され、以来、大雄山に詣でていた。天明2年に国府津に道標を建て、明治13年に再建したが、その道標が明治35年の海嘯(かいしょう)で崩壊したため、36年に松田に再建したということです。吉原講がかなり古くからも有力な講であったことが解ります。
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明治40年の星宿燈建立も、この吉原講が行ったと考えられそうです。

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大雄山(道了大薩埵碑)仁王門前左側。「新吉原講」の大文字。