新人物往来社江戸史跡事典 下巻谷根千地区・文京区・台東区・墨田区・江東区・荒川区・葛飾区・江戸川区新人物往来社2007
矢切の渡し

矢切の渡しは、寛永八年に関東郡代伊奈半十郎を管理者として幕府が始めた公営の渡し場で、「近郷の木こり、草刈、工作人の他は、いっさい川向うへ通してはならない。」と規定されていた。今も残る「観光渡船」矢切の渡しは、都内唯一の渡し船となっている。

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国府台(矢切の渡し)寛永八年に幕府が始めた公営の渡し場。