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栗山配水塔 リンク

1934(昭和九)年3月31日、内務省の認可を受け、千葉県営水道がスタートした。この県営水道の要となった施設が、1937(昭和12)年竣工の栗山配水塔である。

鉄筋コンクリート造の配水塔の円筒形の胴体には、ドーム状の塔屋が被さり、さらに頭頂部には四本の柱で支えられた換気口が備わっている。また、ドームの周囲にはバルコニーがめぐらされ、配水塔全体の意匠を引き締めている。

建設以来約70年、第二次大戦の混乱や幾多の水害、周辺地域の急速な都市化を優しく見守り続けてきた栗山配水塔は、今なお現役の施設として、重要な機能を果たしている。近傍の江戸川左岸矢切地先に新設される、ちば野菊の里浄水場の稼働により、2007(平成19)年度に古ヶ崎浄水場は閉鎖されるが、栗山浄水場、そして栗山配水塔は、今後も現役施設として活躍し続ける。

この文献を参照している記事

国府台(栗山配水塔)「野菊支」と書かれた電柱プレート。