下諏訪(湯田町の花街跡)芸妓屋指定地。古久屋旅館、鉄鉱泉旅館。

製糸華やかなりし大正期、湯田町は、芸妓屋指定地でした。*1

現在も旅館などの建物が建ち並んできます。

古久屋旅館、鉄鉱泉旅館は、当時から続く老舗旅館です。

置屋があったあたり。*1

【参考文献】
*1 小林茂樹:写真が語る下諏訪の百年(ヤマダ画廊,1979)P.131

参考文献

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下諏訪(塚田神社)遊廓が寄進した燈籠が2基。

旧下諏訪遊廓内にある塚田神社。

遊廓が寄進したと思われる燈籠が2基あります。

「献燈 恵比寿」と書かれています。「下諏訪町明細図」*1 に記載されている遊廓の「エビス」が献燈したものでしょうか。

風化していますが、「大増樓」と書かれているように見えます。

【参考文献】
*1 下諏訪町明細図(玉港堂,1913)

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下諏訪(下諏訪遊廓跡地)御田町交差点の北西側の一画。旅館「大増」。

明治13年、湯田仲町の西はずれの小字塚田地籍に下諏訪遊廓が建てられました。*1

大正2年の「下諏訪町明細図」*2 によると、下諏訪遊廓は、現在の御田町交差点の北西側の一画にあって、遊廓への入口は東側にありました。

入口に近い方から、南側に、ダイマス、ツカダ、コトブキ、北側に、シンツカダ、エビス、マスミがありました。*2
ダイマスがあったと思われる場所に、旅館「大増」があります。

現在は、旅館や飲食店が建ち並んでいます。

【参考文献】
*1 小林茂樹:写真が語る下諏訪の百年(ヤマダ画廊,1979)P.41
*2 下諏訪町明細図(玉港堂,1913)

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下諏訪(宿場街道資料館)飯盛女に関する展示。中山道の宿場町。

今回は、下諏訪(長野県諏訪郡)の町並みと風俗を散歩します。
西に塩尻峠、北に和田峠という難所をひかえ、さらに甲州街道も合流していた下諏訪宿は、中山道いちばんの宿場町でした。下諏訪町歴史民俗資料館(現:宿場街道資料館)は、下諏訪宿に関する展示が行われています。

2階の飯売女(めしもりおんな)に関する展示。

「飯賣り下女奉公人請け状の事」

1階に展示されている明治41年発行の「下諏訪町明細全図」には、下諏訪遊廓が描かれています。遊廓は、市街地から離れた場所にあり、周囲は田畑や製糸工場があるのみでした。

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塩尻(桑の湯)和風の佇まい。塩尻市街の大門一番町。

塩尻市街の大門一番町。広い通りに面して銭湯の看板があります。

普通の和風の民家の建物と間違えてしまいそうな佇まい。

側面から見ると銭湯らしい建物です。

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裏側から見ると、工場の建物のようにも見えます。

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塩尻(名画東座)1号館と2号館に分かれ、2号館は成人向け。

塩尻市大門四番町にある映画館の東座。

映画館は、1号館と2号館に分かれています。

2号館は、成人向け映画館です。

2号館の入口の手前は、看板でふさがれていて、入口が見えないようになっています。

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塩尻(塩尻遊廓跡地)阿礼神社近くの中山道を北に入ったところ。

今回は、塩尻(長野県塩尻市)の町並みと風俗を散歩します。
中山道の要衝だったころの塩尻には、公許された遊女・飯盛女が230人もいて繁華し、旅人の旅情をなぐさめたと伝えられています。明治になって廃止となり、残った遊廓は一時松本の横田遊廓へ進出しましたが、その後許可されて塩尻の阿礼神社の隣接地八重垣町の六戸で開業しました。*1
大正15年の塩尻村の市街図*2 には、阿礼神社近くの中山道を北に入ったところに、遊廓の場所が記されています。

塩尻遊廓があったと思われるあたり。右側に大和楼、三喜楼、信陽楼、左側に弥生楼、壽楼、潮尾楼、三盛楼がありました。*2

現在は、平凡な住宅街になっています。

写真奥の森は、阿礼神社です。

【参考文献】
*1 郷土出版:思い出のアルバム塩尻(郷土出版,1980)P.40
*2 東京交通社:大日本職業別明細図(東京交通社,1937)「塩尻村」

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長野(駅前のレストラン)店の窓に男根の置き物。外国製の置き物も。

長野駅前の繁華街にあるスパゲッティの店。

店の窓は、店主の趣味でしょうか、置き物のコーナーになっています。

木製の男根。

外国製の置き物でしょうか。

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長野(亀の湯)入口に1対の狛犬。白壁の木造建築。

長野市諏訪町にある「亀の湯」。入口には1対の狛犬が置かれています。

白壁の木造建築の銭湯です。

古風な洋館を思わせる建物です。

脱衣場の男女の境界には、欄間の意匠が見られます。

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長野(サンゴ礁)権堂町の繁華街の路地。青色のタイルに彩られたホテル。

権堂町の繁華街の路地。ホテルの裏口を示す看板があります。

表通りへ回っていると、青色のタイルに彩られたホテルが現れます。

現在は休業中のようです。

「サンゴ礁」の看板。

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