遊廓があった弥生町の東隣に花宗通りがあります。

花宗通りには、遊廓はありませんでしたが、古い旅館の建物が現在も残っています。

玄関付近。

横から見ると奥行きのある建物であることが判ります。

遊廓があった弥生町の東隣に花宗通りがあります。
花宗通りには、遊廓はありませんでしたが、古い旅館の建物が現在も残っています。
玄関付近。
横から見ると奥行きのある建物であることが判ります。
旧国鉄佐賀線の跡地は、現在は道路になっています。向こう側に昇開橋が見えます。
ゆるやかにカーブを描く旧線路沿いの北側に、昔は幅2メートル足らずの下水溝があって、この溝と若津西浜町通りと交差するところに、小さな石の橋が架かっていました。*1
この橋は、「見返り橋」といって、今はもうなくなっていますが、袂石(たもといし)だけが残されています。この橋は、港湾道路として舗装されたとき、取り除かれて姿を消したのですが、地元の人の「橋の名を刻んだ柱だけは、ぜひ残しておいて」と懇願したのが、聞き入れられて石だけが残されたものです。橋の袂に建っているほんとうの名は「男柱」といいます。左の男柱には、「明治三十三年7月...」と橋が改築された年月が刻まれています。*1
右の男柱には「見返橋」と漢字で刻まれています。ここから100mぐらい先に、明治23年に移転して出来た弥生町遊廓の入口のがあり、かつては、御影石の高い柱が建っていました。見返橋は、「一夜妻」との別れを惜しむのに格好の境でした。*1
男柱は、かつての若津の繁栄を偲ぶよすがとして現在も残されています。
【参考文献】
*1 おおかわ文庫編集委員会:大川風土記(おおかわ文庫編集委員会,1982)P.157-P.159
今回は、大川(福岡県大川市)の町並みと風俗を散歩します。
大川の象徴とも言えるのが、筑後川昇開橋(ちくごがわしょうかいきょう)です。
国鉄佐賀線の鉄道用可動式橋梁として昭和10年に建設されました。現在は、重要文化財および機械遺産に指定されています。
夜になるとライトアップされます。
温泉大通りから東へ一本入った元湯通り。
現在は商店街となっていますが、映画の看板が商店のいたるところに貼られています。
三船敏郎、石原裕次郎、マリリン・モンロー主演の映画看板。
美容室に飾られたローマの休日の看板。
玉名温泉は、熊本県菊池川流域の菊池温泉、山鹿温泉などとともに、「菊池川温泉郷」の一つの温泉町です。
温泉大通り。かつてのこの付近には「玉名温泉券番」がありました。
玉名温泉券番があったあたりは、現在は温泉大通りが拡幅されていて、当時の面影はありません。
玉名温泉の看板。
【参考文献】
*1 善隣出版社:玉名市・岱明町・横島町・天水町・玉東町(善隣出版社,1971)P.25
玉名駅前の駐車場の入口付近。
犬の糞看板があります。
「ゴールデンレトリバ-などの大型犬の糞については罰金30万円。」と書かれています。
アスファルの地面にしっかりと看板が建てられています。
今回は、玉名(熊本県玉名市)の町並みと風俗を散歩します。
玉名駅前には、日本一の大梵鐘(ぼんしょう)である蓮華院誕生寺奥之院の「飛龍の鐘」を再現したオブジェがあります。
大梵鐘のオブジェの支柱の脇に、白ポストが設置されています。
ポストも子供を守る協力者です。
「しげきの強い本」と解りやすい言葉で表現されています。
上市町の遊廓跡地の近くに大衆浴場だったと思われる建物があります。
大きな文字で「山の湯」と書かれています。
銭湯らしい痕跡は残っていません。
現在は廃屋になっています。
上市町の遊廓跡地の北東部分。古い洋風の建物が建ち並んでいます。
玄関の上部に円柱状のモニュメントが取り付けられています。何か大きな文字が書かれていたのだと思います。
モダンなデザインの玄関。
かつては、旅館だったようです。
遊廓街があった上市町の台地への坂道の途中に、旅館の建物があります。
大きな文字で「旅館」と書かかれています。
料金が書かれた看板。宿泊だけでなく休憩もあります。
玄関部分のタイルの円柱。