御殿場(二の岡の別荘跡地)東海道の軽井沢。明治初期からの別荘地。

JR御殿場駅の東側、乙女峠に登る途中にある二の岡地区は、明治初期から別荘地として開け、「東海道の軽井沢」と呼ばれていました。*1

「御殿場町二ノ岡及其附近別荘略図」*2 によると、二の岡フーズ(二の岡ハム)の東側には、外国人別荘が集中する一画がありましたが、現在、その面影はありません。

二の岡公民館脇に、名前が読み取れないほど風化した碑が建っています。

この付近は、現在も地蔵堂という地名で呼ばれており、付近に地蔵堂がありました。*2
お堂の再建の碑でしょうか。当時の別荘の所有者の名*2 が刻まれています。


【参考文献】
*1 静岡郷土出版社:御殿場・裾野いまむかし(静岡郷土出版社,1989)p.46
*2 御殿場市史編さん委員会:御殿場市史 第7巻(御殿場市,1980)付図「御殿場町二ノ岡及其附近別荘略図」

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御殿場(玉の湯)重厚な煙突。脱衣場に畳のスペース。

御殿場市街の北側に、銭湯の玉の湯があります。

町工場のような重厚な煙突です。右側は、銭湯の設備の建物です。

入口はシンプルなデザインです。

脱衣場は、畳のスペースがあって、くつろげます。

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御殿場(キャバレー跡)電球の数の多さは圧巻です。

駅前のスナック街のはずれに閉店したキャバレーがあります。

店の大看板。電球の数の多さは圧巻です。

側面の階段が入口です。

隣接する墓地から遠望。

【参考記事】
*1 風俗散歩(御殿場):駅前のスナック街(2009.9)

参考文献

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御殿場(OK横丁)駅前のスナック街。スナックが密集する一画。

今回は、御殿場(静岡県御殿場市)の町並みと風俗を散歩します。
御殿場は、東富士演習場など多数の防衛施設を抱える町です。戦後は、米軍の進駐により、滝ケ原(ノースキャンプ)、駒門(サウスキャンプ)、板妻(ミドルキャンプ)が設置され、これらの基地の周辺や御殿場駅周辺には、歓楽街が出現しました。*1
御殿場駅近くには、このときの歓楽街かどうかは解りませんが、御殿場駅近くに、スナックが密集する一画があります。

和風と洋風の建物が混在しています。

スナック街の奥まったあたり。

「OK横丁」と壁に手書きで書かれています。

【参考文献】
*1 平井 和子:女性学 通号5(1997)P.122-P.123 「米軍基地と「買売春」–御殿場の場合」

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小樽(都湯)前面がタイル貼り。中央に湯舟。

小樽市内には、17軒*1 の銭湯があります。
その銭湯群の中でも北側に位置する都湯。長橋十字路近くにあります。

銭湯の建物を横から見ると、独特の形をしていることがわかります。

入口は、鮮やかな水色のタイルで装飾されています。

中央に湯舟が配置されています。湯舟の深さはかなり深いです。(1m近くあったような気がします。)

【参考文献】
*1 ゆっくりじっくり小樽観光ガイドブック(小樽観光協会,2009)

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小樽(ファッションキャバレー)花園一丁目。ピンク色の看板。

飲食店やスナックが密集する花園銀座商店街。COFFEEHOUSEの建物に、ファッションキャバレーの名前があります。

ピンク色の看板。

入口の階段。天使が妖艶になる聖地。

入口の看板。

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小樽(稲荷小路)小路の奥に稲荷。入口にアーチ。

嵐山新地*1 の東側(JR函館線の高架を隔てた反対側)に稲荷小路があります。

稲荷小路のアーチ。

その名の通り。奥には稲荷神社があります。

夜の稲荷小路

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小樽(嵐山新地)花園町。JR函館線の高架近く。

小樽市花園の花街エリア。JR函館線の高架近くに、嵐山新地があります。

嵐山通りに面したところに、もう一つのゲートがあります。

ゲートの裏側には「ありがとうございました。」

夜の嵐山新地。

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小樽(保証牛乳の牛乳箱)北のおいしさ開拓使。

小樽市相生町。緩やかな下り坂です。

古い理容室の建物に緑色の牛乳箱。

「北のおいしさ開拓使」と書かれている保証牛乳の牛乳箱。
明治時代、北海道が農業(牧畜)を中心に開拓が進められてきたことを想わせるキャッチフレーズです。

緑色が鮮やかです。

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小樽(手宮線跡)はるかノスタルジィ。色内町。

小樽には、町の海側を走るもう一つの鉄道として、手宮線がありました。現在も手宮線の遺構が色内町に残されています。

飲食街跡の建物*1 の裏側。

線路沿いは保存活動が進み、綺麗に整備されています。

色内1丁目12-12には、料亭「新松島」がありましたが、残念ながら平成11年に解体され、現在はマンション(写真左奥)に建て替わっています。*2

料亭「新松島」は、映画「はるかノスタルジィ」で、少年時代の綾瀬が娼婦の母親に会いに行くときの娼家街入口の撮影で使用されました。*3。
映画「はるかノスタルジィ」では、作品の随所に小樽の美しい町並みが紹介されています。石田ひかりさんのヌードも話題になりました。
【参考記事】
*1 風俗散歩(小樽):色内町の飲食街跡(2009.9)
【参考文献】
*2 小樽再生フォーラム:小樽の建築探訪(北海道新聞社,1995)P.39
*3 小樽駅観光案内所:はるかノスタルジィin小樽ロケーション・イメージマップ(1991)

参考文献

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