全国>東京都>千代田区>有楽町二丁目>/ジャンル>遊興>歓楽郷>私娼・青線>/全年代>現代>戦中・戦後>1950年代>/

有楽町(ガード下)パンパンガール発祥の地。

今回は、有楽町(東京都千代田区)の町並みと風俗を散歩します。
有楽町駅の日比谷口を出て、すぐ左手に折れるとガード下です。頭上をJRの電車が走り抜けます。

敗戦直後、このあたりは、パンパンガール(街娼)のかせぎ場でした。*1
東京に進駐した占領軍は、日比谷の第一生命ビルにGHQを設置し、焼け残った建物は次々と接収されました。有楽町から日劇の周辺には、進駐軍将校や靴みがき少年、浮浪児、パンパンガールなどが街にあふれていました。東京におけるパンパンガールの発祥地はこの有楽町で、「ラク町ガール」とも呼ばれました。*2

パンパンガールは、旧日劇前や数寄屋橋交差点を周辺にも分布していました。

有楽町のガード下は、現在でも、昼なお暗い場所です。

【参考文献】
*1 朝日新聞社会部:有楽町有情(未来社,1981)P.12-P.17
*2 桑原稲敏:戦後史の生き証人たち(伝統と現代社,1982)P.12

参考文献

参考記事

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