大正3年、それまで鴨川町などにあった遊廓を移転して旭新地ができました。眺望絶佳の地に貸座敷が17軒の他、料理屋がありました。*1
旭新地があった場所は、日本カーバイド工業の敷地に隣接した海岸の近くのひらかれた街路の形の場所です。*2
昭和30年の魚津市街の地図*3 には、「新地」と表示された正方形の街路の一画があります。
木造家屋が道路の左右に並んでいます。
「新地」と書かれた電柱のプレート。
【参考文献】
*1 松川二郎:全国花街めぐり(誠文堂,1929)P.409-P.410
*2 木村聡:赤線跡を歩く2(自由国民社,2002)P.123-P.124
*3 魚津市(魚津市,1955)