全国>東京都>荒川区>西尾久2丁目>/ジャンル>遊興>花街・カフェー>花街>/全年代>近代>大正・戦前>1930年代>/

尾久(待合「満佐喜」跡地)阿部定事件の現場。

尾久の東京女子医科大学く。周囲は、商店街と住宅地です。

このあたりは、尾久三業の待合などがあったエリアです。

待合の「満佐喜」があったあたり。阿部定事件の舞台となった場所です。阿部定事件とは、昭和11年、阿部定という31歳の女性が、待合「満佐喜」で男と一週間もいつづけた末にその男を絞殺し、さらに、その股間のイチモツを根元から切り落として懐に携え逃亡したという事件です。*1

現在は、このような事件があった現場とは思えない閑静な住宅街となっています。

【参考文献】
*1 壬生篤:荷風!vol.2(日本文芸社,2004)P.75-P.79 阿部定事件の現場をゆく

参考文献

参考記事

「尾久(待合「満佐喜」跡地)阿部定事件の現場。」への2件の返信

事件現場は、さくらトラム(都電荒川線)の宮ノ前停留所で降りますよね。その停留所近くの割烹熱海という料亭が、2月末を持って閉店になるそうです。この料亭、事件当日も営業していたし、2代目店主は阿部定本人を見たし、阿部定正伝にも登場しております。現在は3代目になっておりますが、篠山市の大正楼に続いてまたも阿部定関連が消えて行くのは、もう誰にも止められないのでしょうか?尾久珈琲亭の隣の建物と、らんざんという飲食店とたばこやの間に挟まれた建物くらいしか残ってないですね。

サクライキョウコさん
尾久の情報ありがとうございます。割烹熱海が、阿部定正伝に登場しているとは知りませんでした。閉店、残念です。
尾久珈琲亭も渋そうな純喫茶ですね。
再度訪れたい町ですが、しばくらはコロナで自粛です。

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