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印西(竹袋稲荷神社)女人信仰の風習を物語る常夜燈。

木下河岸から南へ少し入った、竹袋の稲荷神社に、女人信仰の風習を物語る一基の常夜燈があります。


この常夜燈は文政9年(1826)の寄進で、竹袋村の元右エ門と新吉原の平吉、喜助が願主になっています。

江戸の新吉原の平吉、喜助が願主になっています。平吉、喜助は、木下河岸船頭小宿の召し抱え遊女の斡旋者のような立場と考えられます。*1

船頭小宿の布川屋喜助、新若松屋伊三吉や遊女の名前が刻まれています。木下河岸船頭小宿には新吉原の遊女と深川岡場所の遊女の二つの系統がありました。*1

参考文献

*1
榎本正三女たちと利根川水運崙書房利根川叢書 ; 4崙書房出版
船頭小宿の女たち

P.69
遊女や水商売の女たちは、何故か稲荷神社を信仰する根強い風習のあるこ…

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