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船圦川跡

現在、緑道になっているこの場所は、昭和40年代後半まで船圦(ふないり)と呼ばれた川が流れていたところです。全長550m川幅12m余りの川で江戸時代の初め頃に、加納浄天・田中十兵衛(当代島地区を開墾した人物)により人工的に掘削されたものであるとも言われていますが、はっきりしたことはわかっていません。
当代島地区は、この川沿いに集落が形成され、発展してきました。漁へ行くときは、ここから旧江戸川に出て、海へと下っていきました。「船圦(ふないり)」という呼び方は、ここから来たものと思われます。
この道路は市民の公募により「船圦緑道」と名付けられ、憩いの散策道として親しまれています。

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