高知市南はりまや町にある料亭「得月楼」は、宮尾登美子著の「陽暉楼」の舞台なった料亭です。*1
創業者の松岡寅八は、幼年時代から商売を仕込まれ、明治5年に独力で陽暉楼をはじめ、更に得月楼を創業(明治11年・1878・谷干城命名)。後に本店を稲荷町に移し、中店を浦戸に置いて、数カ所に出店して発展させました。現在の得月は中店です。*2*3
見事な庭園。
昼のランチはリーズナブルな価格で、個室でゆっくりできます。
高知(料亭「得月楼」)陽暉楼
参考文献
*1得月楼は自由民権運動発祥の地として知らせる 高知の中心部、はりまや橋のたもとにあります。
…
*2
山本泰三土佐の墓 その2土佐史談会1987
P.235
寅八は、水道町(旧横町、魚の棚)住、幼年時代から商売を仕込まれ、明治2年、友人と玉水新地で料…
*3
公文豪土佐の自由民権 : 史跡ガイド高知新聞社2013
P.19
明治2(1869年)、新地が新設されてから料亭が立ち並び、「上の新地」「玉水新地」と呼ばれるように…