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富岡(割烹藤屋)西銀座。娯楽設備を必要とした富岡製糸場。

今回は、富岡(群馬県富岡市)の町並みと風俗を散歩します。
富岡市の西銀座は、銀座通りとともに商店が建ち並ぶ通りで、通りの左端にある割烹「藤屋」の懐かしい佇まいは、通りの特徴的存在です(案内板より)。
写真奥に、富岡製糸場の煙突が見えます。
富岡製糸場は、殖産興業政策により開設された官営模範工場の一つでした。

昭和58年頃まで富岡の町にも花街が存在し、芸者遊びが行われ、最大38名の芸者が置屋に席を置いていました。当時、芸者遊びを行っていた割烹藤屋、和来屋源氏、萬屋料理店は現在も料理屋として営業中です。*1

趣のある建物です。

割烹藤屋から見た西銀座の通り。
富岡製糸場は、工女募集のために娯楽設備を必要とし、明治9年、富岡の街における最初の劇場として西銀座に「中村座」ができ、大正時代になると中村座の周辺に映画館等が建設されました。*1

【参考文献】
*1 中山まりか:富岡市中心市街地における歴史的・文化的価値に関する研究(筑波大学修士論文,2013)

参考文献

参考記事

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