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上総一ノ宮(打ち上げ基地跡) 風船爆弾。打上げ基地は海側の一帯にありました。

風船爆弾は、第二次大戦で敗色が濃くなってきた日本軍が、風船爆弾によってアメリカ合衆国を直接攻撃する作戦を展開したものでした。*1

茨木県大津に部隊本部と放球攻撃の第一大隊を設営され、第二大隊は千葉県一宮。第三大隊は福島県勿来にあって、日本の三カ所から放球されました。*1

一宮の打上げ基地は、打ち上げのためのコンクリート台が数基あり、風船爆弾の運搬のために、打上げ基地に向かって上総一ノ宮駅から引込線(線路、現在の一宮停車線に沿う)が敷かれました。実際の打上げ基地は海側の一帯にありました。*2

看板には、満球テストの様子の写真が掲載されています。

参考文献

*1
北茨城市史編さん委員会図説北茨城市史北茨城市1973
風船爆弾

P.232
アメリカ本土攻撃のマル秘部隊
第二次大戦で敗色…

*2
一宮町教育委員会風船爆弾打ち上げ基地跡現地に立てられている案内板一宮町教育委員会

一宮の打上げ基地は、打ち上げのためのコンクリート台が数基据えられたといい、…

参考記事

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