バス通りの「開亀橋」前から左に入り、「千代見橋」までの間は「とうふ坂」と呼ばれる約330mの旧参道で、道幅は昔のままです。ここは昭和40年まで石段のある坂道でした。その道を車が通れるよう舗装したので起伏が激しい急な坂道になっています。*1
道沿いには玉垣に囲われた重厚な構えの宿坊が建ち並んでいます。昔の面影が色濃く残る地区です。*1
道の始点と終点には「とうふ坂」の石碑が立っています。そこには「江戸時代より参拝者たちが豆腐を手のひらに乗せてすすりながらこの坂を上った。」とあります。*1
先導師旅館の軒下には、かつては板まねき(講員の屋号などを彫った板札)が掲げられていましたが、現在はそれに代わって「布まねき」が掲げられることが多くなっています。