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小田原(天王稲荷神社)初音新地の関係者寄進の玉垣。

浜町2丁目の浜町公民館の裏にある天王稲荷神社。花柳界から信仰がありました。*1

一番手前の大きな玉垣。上部が欠けていますが、「〇音新地」と読み取れます。

松の字の上部が切れていますが、「松本楼」と読み取れます。
松本楼は、小田原案内図(大正2年)に記載があります。*2

芸者さんの名のある玉垣。*1

初音新地は、泉鏡太郎(泉鏡花)の短編小説*3 にも登場します。

参考文献

*1
神社探訪会小田原の神社巡り 上巻(川西地域)私家版神社探訪会2016.6.1
天王稲荷神社

この神社は北向きに立っており、地元の人も不思議がっていたが、理由は不明。花…

*2
小田原市小田原市史 史料編 近代Ⅱ小田原市1993
付図A 大正2年12月小田原案内図

初音新地。
東から、いろは楼、叶楼、菊本楼、松本楼、東海楼、宝来楼、金昌…

*3
青空文庫青空文庫青空文庫 リンク
泉鏡太郎熱海の春 リンク

はいけい
 三十日さんじふにち

参考記事

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小田原(レトロ電柱)電柱だけが残っています。

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