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浦安(左右天命辨財天)弁天様は、くるわに災害が起る前には、女の姿になって現われました。

猫実2丁目の住宅街の細い路地の先に、左右天命辨財天(さゆうてんのみことべんざいてん)があります。

浦安には、「くるわ」と名の付く旧地名が2つあります。一つは、「柳町のくるわ」で、柳町という人が最初住家を数軒建てたのでこう呼ぶようになりました。※1 もう一つは、「へいやのくるわ」で昔、川島という貝灰工場があったところから名付けられました。へいやというのは、はいや(灰屋)のまなりです。

猫実の弁天様は、明治十七年十月(1884)川島という人が建立しました。弁天様は「灰やのくるわ」に災害が起る前には、女の姿になって現われ、災害を未然に教えたり、大津波の襲来を予告したりして常にくるわの人達を救ってくれ、特にくるわの人々は付近の守り神として崇拝しています。(案内板より)。

池の中に社殿があります。水音が常に聞こえます。

参考文献

*1
浦安市自治振興課浦安の地名・地理グラフ浦安 第5号浦安市自治振興課1979.7
P.8 へいやのくるわ 猫実の弁天様の付近で、昔、川島という貝灰工場があったところから名付けられました…

参考記事

※1浦安(歓楽街跡地)柳町さんの名前をとって命名。

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