今回は、小田原(神奈川県小田原市)の町並みを散歩します。
小田原市街の本町1丁目にある城郭のような建物。

ういらう本店。
外郎(ういろう)家は、中国で約千年、日本で六百数十年続いている家で、初代陳延裕(ちんえんゆう)は、元に仕えていました。
豊臣秀吉が北条家を滅ぼした時、外郎家だけは特別で残され、以後外郎家は、薬を一般に売り出し、江戸時代には宿老として小田原のために尽くしました。外郎家は今も小田原でその伝統を守り続けています。*1

外郎とは相州小田原名物の妙薬「透頂香(とうちんこう)」の別名。万能薬であるが特に舌の回りが良くなるとされます。「外郎売り」は、早口言葉など、淀みない巧みな弁舌で薬の売立の工場を聴かせることに主眼を置いた歌舞伎の演目で特定の筋はありません。*2

「透頂香(とうちんこう)=ういらう」を購入。
