大網商店街の交差点の北側。

木造2階建の銀行建築の熱海輪店。登録有形文化財(旧千葉銀行大網支店)です。*1

近年の改装で、モルタル塗石目地仕上げがタイル貼りに変ったが、大正期銀行建築の骨格は旧状を留めています。*1

パラペット中央に紋章飾りを据えた半円アーチ。*1

大網商店街の交差点の北側。

木造2階建の銀行建築の熱海輪店。登録有形文化財(旧千葉銀行大網支店)です。*1

近年の改装で、モルタル塗石目地仕上げがタイル貼りに変ったが、大正期銀行建築の骨格は旧状を留めています。*1

パラペット中央に紋章飾りを据えた半円アーチ。*1

大網の商店街の交差点。

木造家屋の前に標識が建っています。

「つうがくどうろ」の標識。

国交省の正式な道路標識ではなくオリジナルの標識です。

大網の商店街の交差点に建つ石井薬局。

モダンなデザイン。

建物の側面。

棚には薬品が並べられています。

今回は、大網(千葉県大網白里市)の町並みを散歩します。
大網駅の東側にある商店街には、看板建築の商店が多く残っています。

鮮魚、仕出し「魚岩」。

行木小間物店。

水色の看板建築。

JR下総中山駅近く。JR線と真間川が交差するあたりに、おりひめ神社があります。

おりひめ神社は、共立モスリン中山工場の頃から、工場内の森を神域として設けられた神社です。その後、合併により日本毛織(株)へ、そして、昭和63年に、商業施設のニッケコルトンプラザへ引き継がれました(案内板より)。

鳥居。

中山に日本毛織工場が出来た頃、三千人ほどの女工さんが昼夜二交代でという反物(モスリン)を織っていました。当時、中山小栗原付近は、モスリン景気で、工場の休日ともなると、小栗原の街中は女の人の流れ一色となり、飲食店、食堂、化粧品店など、どの店も満員盛況でした。*1

京成中山駅近くにある小栗原蓮池公園。

昭和36年4月に開園したことを示す碑。

昭和の初めに中山三業組合が結成され、小栗原地区(現在の中山)の蓮池の奥にはカフェー「かおる」がありました。料理屋では「森田屋」などがあって、日暮れを待つようにして半玉のたたく太鼓の音が満水の池にコダマして、風流でした。*1

蓮池湖畔にある公会堂では毎夜芝居、浪花節、安来節等の興業があって、日暮れになると客寄せの呼び声、幕開けの拍子木の音が池にコダマして豪華さを増し、夜になると小栗原の街には矢がすりにエプロン姿の女給さんが、厚化粧であちこちに見られました。*1

京成電鉄中山駅(写真左奥)の下から続く暗渠。

住宅地の中、北側に暗渠がカーブを描きながら延びています。

途中、道路を横切って、さらに続きます。

暗渠の行き止まりのあたり。

小栗原蓮池公園の近く。

塀の角に設置された「いけず石」と思われるオブジェ。

横から。

内部には、水が溜まっています。金魚鉢の代わりとしても使えそうです。

京成中山駅から中山小学校へ向かう道の途中。

駄菓子屋さんがあります。

店内。

どう見ても駄菓子屋には見えない佇まいです。

国道14号線沿いにある中村家。

煉瓦蔵は文化遺産に指定されています。

煉瓦造二階建、切妻造桟瓦葺で、妻面にアーチを付した庇窓があります。壁は焼過煉瓦がイギリス積に積まれています。*1

鬼瓦や屋根もどっしりとした意匠です。
