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浅草(粧太夫の歌碑)浅草の三社さまの境内。

今回は、浅草(東京都台東区)の町並みを散歩します。
浅草神社(三社様)の境内に歌碑が建っています。

この歌碑は、文化3年(1806年)8月の建立で、筆者は吉原角町松葉の花魁(遊女)の粧太夫(よそおいだゆう)蕋雲(ずいうん)女史です。*1*2

粧太夫は、当時の錦絵にも描かれているそうです(案内板より)。

「ほのぼのと明石の浦の朝ぎりに島かくれゆく船をしぞ思う」という柿本人麻呂の歌が雄渾(ゆうこん)な筆致で碑に記されています。*1
昔の遊女が教養豊かであった証として、この碑は引き合いに出されます。*3

参考文献

*1
北村一夫江戸東京市井人物事典新人物往来社1976

浅草の三社さまの境内に、。「ほのぼのと明石の浦の朝ぎりに島かくれゆく船をし…

*2
三田村鳶魚江戸の史蹟青蛙房1958
蕋雲女史の歌碑
*3
小沢昭一ぼくの浅草案内筑摩書房2001.10

この歌碑は、かつて被官稲荷の裏手にあった人丸社に献納されたもの。
昔の遊…

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