越生町には、町のあちこちに「文化財解説版・標柱」が設置されています。*1※1※2
「フーセン爆弾工場跡」もそのうちの一つで、住宅街の中に設置されています。
風船爆弾(気球爆弾)は太平洋戦争中に日本陸軍が開発した兵器で、気球に爆弾を搭載し、ジェット気流に乗せてアメリカ本土を空爆するもので、小川町の薄くて丈夫な細川紙から「気球紙」が開発されました。*1
越生町でも生繭(せいけん)の共同乾燥施設である乾繭所(かんけんじょ)の施設を利用して兵器製造会社の中外加工品越生作業所が製造にあたりました。*1
「乾繭所」の広間で、巨大風船が製造されました。