全国 > 神奈川県 > 南足柄市 大雄町

大雄山(十一丁目星宿燈)参道の両脇に建つ古びた石の道標。

仁王門を過ぎ、さらに参道を進むと、やがて「てんぐのこみち」と名付けられた遊歩道に入ります。杉林の中を曲がりくねる坂道を登っていくと、100mおきぐらいに古びた石の道標が建っています。

石の道標の表面には一丁目から二十八丁目までが記され、人々に道程を知らせています。これらの道標はお寺が発行した古い案内書には「星宿燈」と紹介されています。*1

十一番目の道標。
寄進者の「新吉原江戸町二丁目 元鴨井楼 鴨志田かね」の名が刻まれています。

十一番目であることを示す「十一丁目」と刻まれたその上にもう一文字「虚」という漢字が冠されています。
これは、日本や中国で用いていた古い星座(星宿)名です。*1

上部に四角い口を開け、背中にも丸い穴があるので、かつては桟をはめ、灯をともして、道のありかを知らせる石灯籠だったとわかります。*1

参考文献

*1 澤村泰彦 星々のみちびき:大大雄山参道二十八宿灯 平塚市博物館 平塚市博物館平成二十三年度冬期特別展図録
星の名前を頂く道標たち

P.1
参道の両脇には、古びた石の道標が建ち、往来を見送っています 表面には…

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